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ブランド名の「PART」は〈〔全体の〕一部、〔不可欠な〕要素〉という意味を持ち、「PART」がその街の一部、景色の一部、生活の一部となり、変わらずにその地に在り続ける存在になる、という想いを込めています。

差し込む陽の光や通り抜ける風。流れる音や漂う香り。PARTは一杯のコーヒー体験のみならず、コーヒーを通じて暮らしのなかにある、穏やかで鮮やかな風景に触れる瞬間を提供することを目指します。

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  • 店舗での抽出について

    店舗での抽出について
    皆さんこんにちは!
    Roasterの鈴木です。

    今年からコーヒーに関するコラムをここに綴っていきたいと思います。
    お店で提供する一杯はもちろん大切ですが、同じくらい大切にしたいのは皆様おうちで淹れるコーヒーです。
    家庭での抽出に迷われている方、これから始めてみようか検討している方の参考になれば嬉しいです。

    ■PART COFFEEのベースレシピ
    まずは、味の基準となるスタート地点を決めましょう。

    1杯分の目安は「豆15g:お湯240ml」
    お湯の温度は90℃前後を店舗での抽出のベースとしています。量をたくさん入れたい場合は、コーヒー豆とお湯の比率(当店の場合1:16)を維持して、コーヒー豆とお湯を増やしてもOKです。

    コーヒー豆:15g
    お湯の総量:240ml(90℃前後)
    注ぎの回数:4回に分けて注ぐ
    目標タイム:2分30秒前後(落ちきりまで)

    ■抽出のステップとリズム
    ポイントは「注量」と「時間」をセットで意識すること。
    ① 0:00〜0:30【蒸し】 +40ml
    中心から「の」の字を描くように、コーヒーベッド全体が均一に飲めるように。


    ② 0:30〜1:00 +80ml(とりあえず120ml)
    まずは円をゆっくり大きく広げながら、全体にお湯を渡らせていただきます。


    ③ 1:00〜1:30 +60ml(別途180ml)
    一定のリズムで、ゆっくり円を描くように。


    ④ 1:30〜2:00 +60ml(とりあえず240ml)
    最後はゆっくりと注ぎます。

    注ぎ終わったあと、お湯が完全に落ちた時間「2分30秒前後」に収まっているかどうか確認してみてください。これが挽き目正しいかどうかを判断する「物差し」になります。

    ■味が変わる最大の競争は「グラインド(挽き目)」
    「なんだか味が決まらないな」と思ったら、挽き目を調整してみましょう。

    • 「味が薄い」「少し酸っぱい」と感じたら…
    👉挽き少し細かく→抽出時間が長くなります。
    お湯と粉が触れる時間が長くなり、具材がしっかりと出てきます

    • 「苦みが強い」「後味がイガイガする」と感じたら…
    👉挽き少し粗く→抽出時間は短くなります。
    抽出がスムーズになり、余計な苦みや雑味が出てきます。

    「カップの味・落ちきり時間・挽き目」
    この3つをセットで覚えておくと、迷うことがなくなります。

    ■正解ではなく「自分の美味しい」探し
    ハンドドリップに「絶対的な正解」はありません。
    少し明るい酸が欲しいなら粗くしてみる。どっしりとした甘さが欲しいなら細かく見てみる。そんな風に、その日の気分や豆の個性をどんどん進めていくプロセスこそが、ハンドドリップの本物だと思います。

    レシピに縛られるのではなく、今日はどんな味で飲みたいかを想像しながら
    自分の美味しいと思う気持ちに正直に淹れてみてください。
    質問があればいつでもご相談ください。
    一緒に考えてみましょう!

     
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